あんずを迎え入れた日 ~その2~

2020年5月10日

父です。今日の「その2」では、「ペット初心者が書籍やネットで調べて短期間で何とか迎え入れることができた」というお話です。犬を飼うのが初めての方、飼いたいけど一歩踏み出せずにいる方に少しでも参考になれば幸いです。

ケージ ~そもそもどの部屋に置く?~

僕の幼少期(ウン十年前)は、飼い犬というと番犬って感じで外飼いがほとんどでした。友達の家に遊び行くと、吠える犬、吠えはしなくとも飛びついてくる犬のどちらかでした。あんずを飼うまでの犬に対する苦手意識はこの時期に植え付けられたと思います。

妻に「現在では家の中で飼育するのが一般的」と教わると「そういえば最近は外飼いの犬って見ないなぁ。ボストンテリアて外飼いできるのかな?部屋汚れるし」と言うほど無知で無関心でした。猛省。

室内飼育ならケージがいるんだ・・・どの部屋に置く?ボストンテリアとかパグといった鼻ペチャの短頭種って暑さと寒さに弱い?じゃあエアコン必須・・・目が離せないから2階は論外・・・リビング?そんなに広くないし・・・まずは寒くなるから夏の暑さ対策は後で考えるとして、エアコン無いけどリビングつづきの和室にしよう・・・けど畳痛むから何か考えないと・・・

部屋はとりあえず和室に決定。ケージはレギュラーサイズのトイレでほぼ半分占める60x90㎝で、天井付きなら万が一の飛び越えも防止できる。そうそう買い替えるものでもないと思うので、ワンサイズ大きいものを購入しました。

また、定番のペットボトルを再利用する給水器を取り付けました。食事の器は軽いもので失敗したので、重いのが良いと思います。ちょうど開催されていた地元の陶器祭りで入手しました。

ジョイントマット ~汚れというよりケガ対策~

ボストンテリアは小型犬です。小型犬によく見られる、膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)またはパテラという病気があります。滑って転んだり、急な方向転換、ぴょんぴょん跳ねたり、飛び降りたりした際、後ろ足の膝の皿がずれて脱臼してしまう症状です。

じっとしてるが一番の予防なんでしょうが、子犬にとってそれは酷というもの。というか無理です、うちの子に限らず。

畳との間に防湿・防虫シートを挟んで、表面がコルク材のジョイントマットを敷きました。カットし易いので、色々な部屋の形状に合わせれます。部屋より大きめを買っておいて、汚れた部分を取替えるというのが良いと思います。

ホットヒーターとパネルヒーター ~防寒対策~

短毛種のボストンテリアは見た目から寒そう。防寒着はサイズが合うのが無くて苦慮しましたが、こちらのサイトを参考にして百均のリストウォーマーを利用しました。これに限らずこのサイト、大変ためになります。

ベッドはホームセンターで購入したドーム型ベッドの中にこのヒーターを敷きました。ドーム内で保温されるので、もう他の暖房器具はいらないと思ったのですが、あんず姫は何が気に入らないのか、カバーは器用に本体から剥がしカミカミ、本体はひっくり返して、ベッドをつぶして上で寝るように。暑いから、なら良いのですが、朝は鼻をジュルジュル鳴らしてクシャミしてます。数回繰り返されたので、やめました。

使い方は別としてベッド自体は気に入っているようなので、ゲージの外から暖めることにしました。

ケージ内のベッド側を覆うように設置しました。ほど良い暖かさで、タイマー付きなので便利です。いたずら防止にもなるし、ケージに毛布を掛ければそこそこ保温もできます。

加湿脱臭機 ~におい対策と加湿~

我が家に訪れるお客さんは少ないのですが、好きでもない動物のにおいは気になると思います。タバコもそうですね。僕自身も止めてから気付きました、こんなに臭くて他人に迷惑をかけていたのかと。勝手な話ですが。

機能満載のプレミアムな空気清浄器が良く売れているようですが、ペット飼いの方々に人気のこれにしました。脱臭効果は評判通りですが、加湿を併用すると脱臭機能が低下しているように思われます。また、タンク容量が少なく頻繁に水の補給が必要です。しかし、総じてコスパも良く、現在も大活躍です。

今年の冬は降雪もほとんどなく、暖かったこともあり、乗り切ることができました。大袈裟かな?

短頭種であるボストンテリアのあんずにとって、これから迎える夏の暑さも対策とても大事です。よく情報をとりながら対処して、また発信出来ればと思います。